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排泄用具の活用

膀胱や尿道などの臓器類が問題ではなく、運動機能や精神機能が問題で失禁がおこっている場合は用具や住宅環境を整えることで対処ができます。ここでは用具類について詳しく知って、実際の生活に役立ててください。また、用具を選ぶ前にユーザーの生活状況をよく検討しておきましょう。
排泄用具は公的介護保険の補助対象となるものが多いのでケアマネジャーとも話し合い、生活の自助自立に向けて用具を積極的に活用していきましょう。

排泄用具の分類

排泄用具は他の分野と異なり非常に数が多く、数えただけでも約1100種類を越えています。これらをすべて覚えるだけでも大変なので、始めに用具類を使用者の生活動作別に3種類に分け、それぞれに使用できる用具類を当てはめてみました。
上位のレベルでは下位の用具はすべて使用できるので、その中から使用者の日常生活に合った用具を選択し生活のレベルを上げて頂くのが願いです。必要な用具部分をクリックすると、その用具の特徴が示され、さらに使い方が分かります。また、用具の分類方法は協会の分類と異なりますが、製品情報としてテクノエイド協会の福祉用具データーベースタイス(TAIS)とリンクしましたので一部の製品については詳しい仕様やメーカーの連絡先等を知ることができます。

高齢者でも失禁は治る可能性も高いので、漏れるからすぐにおむつと考えないで、治療の可能性も必ず配慮してから用具を選ぶことが大切です。

用具の選び方、使い方

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便器 / 便座 / 装着式集尿器 / 尿パッド / 失禁対応パンツ / 紙おむつパンツ型

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ポータブルトイレ / 尿瓶 / 手持ち式集尿器 / 失禁パンツ / 尿パッド / 紙おむつパンツ型 / 装着式集尿器

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おむつ / パッド / おむつカバー / 装着型集尿器 / 床上便器 / 自動排泄処理装置

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